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2番じゃダメな理由

日本の科学者がノーベル賞を受賞しましたね。
同じ日本人として、うれしいです。

ところで、このお二人を含む科学者の皆さん、かの仕分け人蓮舫議員が「2番じゃダメなんでしょうか?」といったひと言に反発されていましたね。

私はあの仕分け作業は、単に事業仕分けと言うものだけでなく、別な意味でとても大事な問いかけをしているものだと思いました。

仕分けの対象にされた方は、烈火のごとく怒り焦り奔走されたことと思いますが、そのおかげでその分野に携わる皆さんが本当にそうでなければいけない理由、それだけの予算が必要な理由を真剣に考え再認識されたのではないでしょうか。

今まで漠然と1番であることに正当性を持たせ、みんなが1番ならまあいいかとなんとなく黙認してきたことに、「なぜ2番じゃダメなのか?」とメスを入れられ、それに対して感情的に反応し1番であるための理由を必死に考えさせられた。そして、改めて認識し自分たちの存在や信念をかみ締めて初心に帰ることができたのではないでしょうか。
そういう意味で、このひと言の功績は大きいのではと思います。

蓮舫さんが、大きな気付きの一言を投げかけたんですね。

きっと彼女はこのひと言がここまで大きな反響を呼ぶとは考えていなかったのではないかと私は想像しています。

カウンセリングの世界でも、こちらのどの言葉に相手が反応するか、どんな言葉に相手の方の気付きがあるかはわからないと言われます。

いろいろな反響や反発はあったとしても、みんなが改めてその問題に向き合って真剣に考えるきっかけができたことを私は高く評価したいと思っています。

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