« 花粉の季節 | トップページ | おめで鯛焼き »

85歳から88歳へ贈る言葉

今日は傾聴ボランティアの活動で、老人介護施設に行ってきました。

デイサービスでは今日はお誕生会が開かれるということで、私たちも一緒に祝ってハッピーバースデイの歌を歌ってあげてくださいとスタッフの方からお話されたので、快く参加させていただきました。

約20名の利用者の皆さんが輪になって座り、88歳の男性Aさんと85歳の女性Bさんが今日の主役です。
お二人の今日の写真が貼られたバースデイカードが所長さんから贈られ、素敵なバースディケーキを前に、利用者の方一人ひとりがお二人にお祝いの言葉を言いました。

その中で、85歳の男性が88歳のAさんに贈った言葉です。
「Aさん、お誕生日おめでとうございます。これからも夢と希望を持って元気に長生きしましょう」とおっしゃいました。
利用者さんも、スタッフもそして私たちも思わず笑顔になり、割れんばかりの拍手喝采でした。
そして、全員でハッピーバースディの歌を歌って誕生会はお開きになったのですが、このお祝いの一言感動しました。

正直、88歳の方に「夢と希望を持って」という言葉をかけるなんて想像できませんでした。
この言葉を聞いたとき、傾聴ボランティアなどと言って奉仕に参加してちょっと悦に入っている自分の心が恥ずかしくなりました。
88歳の方にどんな夢や希望があるのだろうと考えたこともありませんでした。

でも、何歳になっても夢や希望はあるし、持っていたっていいんですものね。
そういうお気持ちに寄り添って傾聴しなくてはいけないのに、いったい私は何をしていたのだろうと。
そのことを本当に理解していなかったことに気づかせていただいたとても素敵な言葉でした。

きょうもボランティアに行って、素敵な心のお土産をいただいて帰ってきました。
お話を聴かせてくださった皆様に心から感謝です。

|

« 花粉の季節 | トップページ | おめで鯛焼き »

傾聴ボランティア」カテゴリの記事

コメント

 「夢」とか「希望」とか言うと、なんか大それた事考えちゃいますよね。 でも「夢」とか「希望」ってそんな事じゃなくても良いんですよね。 今年何をしたいか、明日何をしたいか、それも「夢」とか「希望」ですよね。
 若い内は「夢」とか「希望」は遥か遠くまで、そして歳を重ねていけば、「夢」とか「希望」は、直ぐそこの毎日毎日で良いんですよね。
 小さな「夢」とか「希望」だって、その人にとったら大きな「夢」とか「希望」なんだよね。 と言うか「夢」とか「希望」には、大小、高低、貴貧は無いんだよね。

投稿: としょくん | 2009年3月14日 (土) 17時09分

こんばんわ。コメントありがとうございます。
そうですね、夢も希望も他人から見れば比較の対照になるかもしれませんが、本人にとっては大きいも小さいもないと思います。
大きい夢、小さい夢と表現される場合は大小ではなく実現の可能性の確率なのかもしれません。

お誕生日の方に、夢を聴いてみたいなあと思いました。

投稿: とらん | 2009年3月14日 (土) 22時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 花粉の季節 | トップページ | おめで鯛焼き »